誰でも最高のプレゼンができるコツ
簡単に相手に伝わるためには何が必要か具体的な「型」を紹介し、誰でも最高のプレゼンができるコツやプレゼンの本質を「プレゼン思考」著者:小西 利行 氏から学ぶことができます。
● 最高のプレゼンができるコツを知りたい方
● プレゼン必勝方程式を知りたい方
● 論理展開のシンプルさを学びたい方
プレゼンの正しい姿
目的達成に向けて、やるべきことを考え、相手にその思いを届け、共感を生み、共に行動するきっかけとなること
- 一般的なプレゼンでは、プレゼンすることに力を注ぎすぎて、その後に行動を生み、成果を出すことを忘れがち
- それをしっかり意識するためにも、プレゼンの前に、この提案はゴールではなく、スタートだと意識する
- プレゼンは未来をつくるためにある
- その場で提案して終わりではない
課題 → 未来 → 実現案
必勝パターン
- 課題(タスク)の整理からスタート
- 次にゴールとしての未来(ビジョン)を描く
- 最後にその未来を実現するための実現案(コンセプト+プラン)を提案する
実際のプレゼンでも「あなたの会社は、今こうですが、将来はこうなりましょう。この方法なら実現できます」と伝えるだけ
- プレゼンの論旨もはっきりするので、聞いている人も理解しやすくなる
いまこうですが(課題)→ こうなりましょう(未来)→この方法で(実現案)
プレゼンの核
- プレゼンの核にあるのが、人の心を動かすというシンプルな目的
- その目的を意識するだけで、相手が共感する提案ができる
- そのための指針が伝えるより伝わる
- 相手にしっかりと伝わるまで諦めずに提案すること
商品や思いをより多くの人に共感してもらうためには、まず、より多くの人に伝わることが大切
- そのためには、簡単であることが必須
- だから難しい話を簡単にして、誰もが共感できることを目指す
- できるだけ簡単に、わかりやすく、興味がわくように書き換える
- これが、プレゼンの本質
- プレゼンで目指すのは、提案内容が相手に深く伝わること
- その人たちが自分ごととして考えるきっかけとなること
- さらに周りの人に話したくなること

「どう話せばスムーズに理解できるか?」
「何を話せば興味を持てるか」
といったことを、相手側の立場に立って考え直してみるだけで、自分のプレゼンの中身を客観視でき、

「これじゃわからない」「興味が湧かない」
「長く話すぎ」
などの気づきが生まれ、プレゼンがわかりやすくなる
伝わる方法を考える
相手に歩み寄るためには、相手は聞いていないという前提から考え始めることが大切
- 残念ながら、プレゼンを聞いてもらえていると思うのは幻想
- 相手は聞いていないというスタンスを持つ
- 聞いてもらうにはどうするかを考える
- 伝わるプレゼンの第一歩になる
- プレゼンの成功のために、最も重視するのがシンプルさ
相手に無関心でいることを許さない最高のプレゼンに共通しているのがシンプルさ
- シンプルさとは、ロジック(論理展開)のシンプルさ
- 必勝方程式を骨格にすれば、論理展開がシンプルになる
- 納得度の高いプレゼンができる
論理展開のシンプルさ
- 論理展開のシンプルさを、簡単に検証できる方法が矢印チェック
- プレゼンの内容を「→(矢印)」でつなげて、つながるかどうかを確認
- プレゼンの流れができたら、「課題→未来→実現案」の順で、どんどん矢印でつないでいく
- すると、矢印ではつながらない箇所が出てくる
- これがロジックが破綻している箇所なので、直さなければならない
- 世の中のプレゼンのほとんどが論理破綻している
- 理解されにくいまま提案されている
- ロジックが通っているだけでも良いプレゼンの仲間入りができる
大切なのは、つながっているかも程度のつながりは、すべて破綻だと考えること
- 破綻箇所は完全につながっていると思えるまで何度も考え直す
- それをクリアすれば、誰が聞いてもわかりやすいプレゼンになる
● 未来をつくるプレゼン必勝方程式「課題 → 未来 → 実現案」
● プレゼンの核にあるのが、人の心を動かすというシンプルな目的
● 論理展開のシンプルさを、簡単に検証できる方法が矢印チェック
今回学んだ本
興味のある方は、是非この本を手に取り、じっくりと読んで自分に取り入れて頂けたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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