人はどうすれば幸せになれるのか
医療ミスによって子供を失ったモー・ガウダット 氏が失意の中で見つけた「幸せとは何か」について書かれていて、人はどうすれば幸せになれるのかについての方程式を「Solve for Happy グーグルX最高業務責任者が発見した仕事や人生を豊かにする方程式」著者:モー・ガウダット 氏から学ぶことができます。
● あまり幸せを感じない方
● 幸せとは何かを考えたい方
● 幸せの方程式を知りたい方
幸せは内側にある
- 幸せとは期待するものでもなければ働くことで必ず手に入るものではない
- 幸せとは外的な条件に依存すべきものでもない
- 仕事の成功や純利益をあげることのように変わりやすく、いつしか失う可能性さえあるものによって決まるものでもない
- 人並み以上に幸せを探そうとしてしまいがちだが、幸せとは人間の基本的な特性であり私たちの内側にずっと存在している
- 人間にとってのデフォルトの状態が幸せそのもの
- 不幸せが存在していないことが幸せなこと
- 私たち人間は、自分自身の内側ではな外側に幸せが存在すると信じ、努力をしないと幸せを得ることができないという考えに至ってしまう
- 幸せを手にするためには、成功・富・権力や名声が必要で常に努力するように教育されてきたから
幸せの方程式
- 人は望むように人生が運んでいる時に幸せを感じる
幸せ ≧ 人生における出来事の認知 – 人生が思い通りに進むことへの期待
この方程式は、起こった出来事が自分の期待と同等、もしくはそれ以上のものであると感じるならば、幸せである(少なくとも不幸せではない)ことを意味する
- 重要なのは出来事そのものによって人は不幸せになるのではないということ
- その出来事の捉え方が問題となる
- 起きた結果が同じでも考え方を少し変えるだけで幸せの感じ方は大きく変化する
幸せは意識的な選択によって始まる
- 私たちが不快感を覚える出来事も日常の中に存在する
- 情動的な不快感を経験すると、その出来事の強度によって、数分、数時間、もしくは数日にわたり心に痛みを覚える
- それについて考えることをやめてしまえば傷ついた感情は消えてなくなる
- 時が過ぎ、記憶が薄れると、自分が経験したことを感謝して受け入れることができるし、そこから学んだすべてのことを活かしていくこともできる
- 精神的な苦しみの場合、事情は異なってくる
- 精神的な苦しみに対処しないと、その原因がたとえ瑣末なものであったとしても、そのことを頭の中でとめどなく再現してしまい苦しみが長く続いたり何度も再燃したりすることがある
- これは無用な精神的な苦しみによって幸せのデフォルト状態が上書きされてしまうことを意味する
- 1つ言えることは、私たちが感じる苦悩は、私たちを取り囲む世界の産物ではないということである
- 出来事はすでに終わっているのに私たちは精神的な苦しみを持ち続けてしまう
- それは私たちの脳の仕業である
- 思考によって人は何年でも精神的な苦痛を考え続けてしまう
- それでも人は自分の思考を信じて手放すことができない
- 私たちがすべての思考をいかにコントロールするかによって幸せは完全に左右される
- 考えることをやめればデフォルトの状態に戻ることができる
- 心の痛みを伴いつも精神的に苦しむことをやめる選択をすること
- 何よりもまず、日々の生活で様々なことが起きても人生の本質は変わらないことをしっかりと理解することから喜びに満ちた状態は生じる
失意の中で見つける幸せとは何かの考え方を学ばせて頂きましたが、自分の人生を見つめ直すタイミングやきっかけは人それぞれ、色々なタイミング、色々なきっかげがあると思います。
そんな時に役に立つ記事を「自分の人生とはを見つめ直すときに役に立つ7つの考え方 | 人生うまくいかないも乗り越える思考」でで書かせて頂いておりますので、ご興味ございましたら、ご覧頂けたら幸いです。
● 不幸せが存在していないことが幸せなこと
● 考え方を少し変えるだけで幸せの感じ方は大きく変化する
● 日々の生活で様々なことが起きても人生の本質は変わらない
今回学んだ本
興味のある方は、是非この本を手に取り、じっくりと読んで自分に取り入れて頂けたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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