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プロジェクトを遅延させないためのマネジメント手法 | 問題の有効解消CCPM理論

プロジェクトを遅延させないためのマネジメント手法、問題の有効解消CCPM理論

システム開発を遅延させないマネジメント手法

システム開発など遅延が発生するプロジェクトはどのようにマネジメントすれば良いか、プロジェクトを遅延させないためのマネジメント手法を「進む! 助け合える! WA(和)のプロジェクトマネジメント プロマネとメンバーのためのCCPM理論」著者:宮田 一雄 氏から学ぶことができます。

次のような方に向けて書きました

● プロジェクトを任された方
● プロジェクトの遅延に悩まされている方
● プロジェクトが上手く進行しない方

ITプロジェクトの課題

  • 調査ではITプロジェクトの内71%が納期遅延や品質上の問題を抱えており、その内19%が中止に追い込まれている
  • 現在もその状況は変わっておらずITプロジェクトの失敗や頓挫は事態の収拾に要した費用のみならずビジネス上の機会損失、市場における競争優位の低下など多大な影響を及ぼす
  • プロジェクトマネージャーはとにかくメンバーのモチベーションを上げ困難な状況の中でも頑張ることで何とかITプロジェクトを完遂させようと努める
  • メンバーもそれに応えるように残業や休日出勤を繰り返し休む暇もなく作業を続ける
  • このような過酷な状況はデスマーチと呼ばれ、特に1990年代半ば頃から社会問題の1つとして採り上げられるようになった
  • デスマーチに陥る原因は頑張るという精神論以外にITプロジェクトを完了させるための手立てを見出していなかった ことにある
  • 精神論だけではデスマーチを根本から打開する対策にはならない

プロジェクトはそもそも不確実なものである

  • プロジェクトの円滑な進行を考える時に改めて認識しなければならないことは、「プロジェクト」そのものが「不確実」な性質を持っている ということ
  • お客様の要件に基づきシステムを構築していくが様々な予測していなかったことが起こる
  1. 要求されたレスポンスを満たすため予想以上の機能改善が必要となった
  2. 結合テストでの確認で初めてプログラムに非互換があることが発覚した
  • マネジメントする現場では「いかに綿密な計画を立て、その計画通りに進行するか」という点に終始して管理体制やルールが策定されていることが多い

人間の行動特性によってタスクは遅延する

  • ITプロジェクトの不確実性は人間の心理や行動にも影響を与える
  • プロジェクト計画時、各メンバーは確実に完了できる余裕を持たせた工期を申告してくることが多い
  • 工期がプロジェクト全体の期間に収まっており、かつ計画通りにすべて進行すれば全く問題ない
  • 実際にスタートすると徐々に遅延が起こり始めるケースが多い
  • 理論的には必ず納期を守れるはずなのになぜかいつも遅延が起きる
  • メンバーの人間心理と行動特性という落とし穴がある
  • 人間は滞りなく進めば計画した工期より早く終わるタスクでも、その工期が終わるタイミングで作業が完了するように進めてしまいがち
  • そのため途中で不測の事態に陥ると十分な余裕があったにもかかわらずタスクが遅れてしまう
  • この行動特性は個人の資質に関係なくあらゆる人間に共通する

CCPM理論

  • ITプロジェクトの問題の解消に有効なのがCCPM理論

CCPM理論の5つの特徴

  1. マルチタスクを排除する
    • マルチタスクを排除し仕掛り中の作業の数が極力少なくなるようにリソースを集中させ短期でタスクを完了させる
  2. クリティカルチェーンによるマネジメント
    • プロジェクトのリソースの制約を考慮した最長経路「クリティカルチェーン」で無理のない計画を策定し進捗をマネジメントする
  3. 個々のタスクからバッファ(安全余裕)を取り出す
    • 申告された工期を機械的に半分にする
    • 個々のタスクから取り出したバッファはプロジェクトバッファとして集約・管理する
    • メンバーの心理特性から生じる余計な時間を解消しプロジェクトの期間短縮と効率化を実現する
  4. バッファの消費状況でプロジェクトを管理する
    • プロジェクト全体の進捗状況は最長チェーン達成率とプロジェクトバッファの消費率で判断する
  5. フルキットの状態にしてタスクに取り掛かる
    • タスクに必要な万全の準備(フルキット)が整うまでスタートさせない
    • いくら早くから始めても、準備不足のままでは結果として無駄が生じる

初めてプロジェクトを任された時などにはこちらの記事がお勧めです。

社内外で幅広い領域でルーティンワークではないプロジェクトが発生しますが、初めてプロジェクトを任された時に知っておいた方が良いことプロジェクトを成功に導くためにどのような事に注意をすれば良いのかを「初めてプロジェクトを任された時に知っておきたい7つのこと | プロジェクト運営に役立つ知識」で書かせて頂いてます。

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この記事のまとめ

●「プロジェクト」そのものが「不確実」な性質を持っている 
● メンバーの人間心理と行動特性という落とし穴がある
● ITプロジェクトの問題の解消に有効なのがCCPM理論

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興味のある方は、是非この本を手に取り、じっくりと読んで自分に取り入れて頂けたらと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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