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チームを変える新時代のマネジメント | フロー効率を優先するオペレーション戦略「リーン」

チームを変える新時代のマネジメント、フロー効率を優先するオペレーション戦略「リーン」

効率の良い組織をつくるために必要な考え方

組織やチームを効率化するとはどういうことなのか、従来のリソースの効率化から顧客重視の効率化を行うことが組織のパフォーマンスを高めるとしてその考え方を『This is Lean 「リソース」にとらわれずチームを変える新時代のリーン・マネジメント』著者:二クラス・モーディグ パール・オールストローム 氏から学ぶことができます。

次のような方に向けて書きました

● 組織の効率化を図りたい方
● リソースとフロー効率を学びたい方
● 非効率の原因を知りたい方

リソース重視か顧客重視か

2種類の効率

  1. リソース効率
    • 組織に付加価値をもたらすリソースを効率的に使うことを重視
    • 昔ながらの意味で効率と言う時にはリソースをできるだけ有効に使うことを意味している
    • 個人や組織の一部、あるいは組織が全体として、同じタスクを何度も繰り返し行うことでリソース効率を高める
    • リソース効率は、人員、場所、設備、ツール、情報システムなど製品をつくったりサービスを提供したりするのに欠かせないリソースに重点を置く
  2. フロー効率
    • 組織内で処理されるユニットを重視する
    • 製造業なら様々な工程を通じて加工される多数の部品からなる製品がユニットになる
    • サービス業では顧客がユニットであることが多く顧客のニーズが様々な活動を通じて満たされることになる
    • フロー効率は特定の期間にどれぐらいのフローユニットが処理されているのかを知る尺度になる
    • フロー効率はフローユニットの観点から定義されフローユニットが価値を得る時間が重要な要素とみなされる

リソース効率とフロー効率のどちらを重視すべきか

  • 効率性としてはリソース効率の方が主流
  • 一方では顧客のニーズを効率的に満たすことも重要
  • リソースの稼働率と顧客の満足度の両方を高めるためにリソース効率とフロー効率の両方が欠かせない
  • 2つの効率性を高いレベルで維持するのは難しい

フロー高効率が難しい理由

  • フロー効率を高めるのは、次の3つの法則から難しい
  • 三法則のおかげで、フローユニットの数、サイクル時間、ボトルネック、変動、リソース効率など、数多くの要素がフロー効率に影響する 
  1. リトルの法則
    • スループット時間はプロセス内のフローユニットの数とサイクル時間の2つの要素に影響される
    • プロセス内のフローユニットの数が増えた場合とサイクル時間が長くなった場合にスループット時間が延びる
  2. ボトルネックの法則
    • プロセス内でサイクル時間の最も長いステージのせいでプロセス全体のスループット時間が影響される
    • プロセスにボトルネックが存在する場合スループット時間が延びる
     
  3. 変動効果の法則
    • プロセスには、リソース、フローユニット、外部要因によって必ず変動が生じる
    • 変動は処理時間や到着時間に作用する
    • プロセスにおける変動が増えた場合あるいは稼働率が100%に近づけば近づくほどスループット時間が延びる
  • 高いリソース効率を維持するには、特にプロセスに変動がある場合、処理される順番が来るのを待つフローユニットが欠かせない
  • 仕事がない状態は避けなければならないから
  • リトルの法則があるためプロセスにフローユニットが増えればフロー効率が下がってしまう
  • 変動が多いプロセスの場合は高リソース効率と高フロー効率を両立するのが不可能であることを変動効果の法則が示している

効率性のパラドックス

  • リソース効率の高い組織は数多くのネガティブな影響に見舞われる
  • 顧客にだけでなく会社にも従業員にもネガティブな影響
  • それらは3つの「非効率性の源」から生じる

3つの非効率性の源

  1. 長いスループット時間:長いスループット時間は新たな二次ニーズ(別の課題)を生み出す
  2. 多すぎるフローユニット:数多くの事柄を並行処理できずコントロールを失う
  3. 何度もリスタート:やり直しでは頭のリセットに時間がかかり効率が落ちる
  • リソース効率を重視しすぎるとフロー効率が下がる
  • その際、顧客のニーズが複数の小さなステップに分割され、様々な個人や組織部門によって満たされることになる
  • 効率性の孤島がいくつもでき全体を見渡すことができなくなる
  • プロセス全体で二次ニーズが生じ余計な仕事が増える
POINT

● パラドックスを解く鍵をとなるのが、フロー効率の重視
● フロー効率に意識を向けることで、組織はフロー効率の低さから生じる数々の二次ニーズをなくすことができる
● そのための戦略の1つが「リーン」と呼ばれる考え方

効率性マトリックス

  1. 高リソース効率 × 高フロー効率 = 完璧な状態
  2. 高リソース効率 × 低フロー効率 = 効率的な孤島
  3. 低リソース効率 × 高フロー効率 = 効率性の海
  4. 低リソース効率 × 低フロー効率 = 荒野
  • 完璧な状態に到達するのは需要(顧客のニーズ)の完璧な予測が必要となるため不可能
  • 組織は効率性マトリックスのどこに陣取りたいかを選ぶことができる
  • どう動くかを選ぶことができる
  • この立ち位置を決める重要な要素が戦略
POINT

リーンとはリソース効率よりもフロー効率を優先するオペレーション戦略

  • リーンは効率性マトリックスの右上に向かって移動するための戦略
  • フロー効率とリソース効率の選択では迷いなくフロー効率を優先
  • フロー効率に集中することで組織は余計な仕事や無駄の多くを減らすことができる

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この記事のまとめ

● リソースとフロー両方の効率が重要
● フロー効率の重視にはリーンの考え方
● 組織は効率性マトリックスのどこに立ち位置を決める重要な要素が戦略

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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