成果をあげる時間管理方法
ドラッカーは、成果をあげるために必要な習慣的な能力の第一条件に、時間管理術を挙げていますが、いかに時間を管理すべきかドラッカーの教える時間管理術をわかりやすく「ドラッカーの時間管理術」著者:吉松 隆 氏から学ぶことができます。
● 毎日時間に追われている人
● 何かをする時間が確保できない人
● 効率よく成果を上げたい人
時間の計画から着手
- 私たちは仕事時間の25%も管理下に置けていない
- エグゼクティブは仕事ではなく時間の計画から着手する。
成果をあげるために必要な習慣的な能力の第一条件
- 時間管理術を挙げている
- 成果をあげるために最も必要な資源が時間
- 最も足りない資源が時間
- 大抵スケジュールを策定しそれに基づいて行動する
- 行動予定ではなく先に管理すべきは時間
STEP1 時間を記録
- 生産的な時間の使い方をしているかどうかを計るために記憶は頼りにならない
- 時間の記録をとって再評価する
- 習慣化すれば働く時間を体系的に管理する次のステップに進むことができる
- 時間管理の第一ステップは、具体的な時間管理の方法ではなく、時間の使い方に対する自らの認識を把握すること
- いま現在、自分はどのように時間を使っているかを考えて、仕事内容と想定時間を書き込む
時間を記録する際の2点
- リアルタイムにその場で記録する
- 1分ごとに記録する
● 私たちはすでに30分単位の時間管理は概ねできている
● 必要なのは忙しい人ほど1分単位で時間を記録すること
STEP2 時間を整理
- 重要な問題に取り組める自由な時間を確保するためには、仕事を見直す
- 時間の記録を見て無駄な作業を極力削らなければならない
- 成果をあげるための秘訣は集中
- あらゆる組織でトップは真に成果に貢献する自由な時間が1/4もない
- 強みを重要な機会に集中するためには体系的に廃棄することが必要
続けるに値する仕事かを問い直す作業
- 時間管理術の本質は30分かかる作業を10分で終わらせることではなく、作業自体をなくし重要な仕事に集中すること
- まだ着手していないとして、これからその仕事を始めるだろうかという問いによって明らかになる分野の仕事は廃棄すべき
- 難しくても大幅に縮小すべき
STEP3 時間をまとめる
- 有能なエグゼクティブは1日1/4程度時間があれば、重要な事柄は大抵片付けられる
- 成果をあげるために細切れではなく大きな塊の時間を確保する
- 細切れの時間をたくさん充てるよりも連続して行った方が効率よく処理できる
- 集中を要する仕事であればあるほど、途中で中断されると始めからやり直す労力と時間がかかる
- 成果をあげるためには時間を大きなまとまりにして使う必要がある
- 何かを成し遂げるためには自分の時間を使うだけでは十分ではない
- 他人にも時間を使ってもらい協力してはじめて成果をあげることができる
- そのためにもまとまった時間は必要
- 時間のブロックは他人の協力を得る時だけでなく、自分のまとまった時間を調達するためにも有効
- 状況が許せば、意図的に時間の余白を作る
- 時間の使い方にルールを設け周知しておくと良い
今回は、時間術のフレームワークを学ばせて頂き時間管理術もフレームワークと密接な関係がありますが、ビジネスに活かせるフレームワークを「知らないと損するビジネスに活かせる7つのフレームワーク | 今すぐ活用できるビジネススキル」でで書かせて頂いておりますので、ご興味ございましたら、ご覧頂けたら幸いです。
● 行動予定ではなく管理すべきは時間
● 必要な時間を先に確保(フレームワーク)
● 意図的に時間の余白を作る
今回学んだ本
興味のある方は、是非この本を手に取り、じっくりと読んで自分に取り入れて頂けたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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