優れた組織をつくるために本当に大切なこと
働くことやマネジメントに関する通説をデータ分析の結果からその間違いを指摘して、会社組織をつくる上で本当に大切なこと、人をマネジメントする時に本当に大切なことは何かを「NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘」著者:マーカス・バッキンガム アシュリー・グッドール 氏から学ぶことができます。
●マネジメントに悩んでいるいる方
●リーダーシップについて学びたい方
●チームを築いていきたい方
高業績チームの8つの特徴
- 最も業績の高いチームに特に多く見られる従業員経験には8つの側面がある
- 次の質問項目を使えばチームの長期的な業績を妥当性をもって予測することができる
- 会社の使命に貢献したいと心から思っている
- 仕事で自分に期待されていることをはっきりと理解している
- 所属チームでは価値観が同じ人に囲まれている
- 仕事で強みを発揮する機会が毎日ある
- 私にはチームメイトがついている
- 優れた仕事をすれば必ず認められると知っている
- 会社の未来に絶大な自信をもっている
- 仕事で常に成長を促されている
これら8項目は、次の2つに分類される
- ①③⑤⑦:チームメンバー同士のやりとりから生まれる経験
- ②④⑥⑧:個人的な仕事経験
成功するための必要条件
- これら2種類の経験が仕事で成功するための必要条件
- 最高のチームリーダーを凡庸なチームリーダーから際立たせているものは、チームメンバーが持っているこれら2種類の欲求を満たすことができる能力
- チームメンバーがリーダーに望むのは、次の2つである。
- 自分たちが何か大きなものの一部だと感じさせて欲しい、共に取り組んでいる仕事が重要で意味あるものだと示して欲しいということ
- チームリーダーが自分たちの個性を認識するようなかたちで、自分たちのことを理解し、共感し、気にかけてくれていると感じたいということ
● みんな一緒という普遍性を感じさせると同時に個性を認めて欲しい
● 全員が共有するものを拡大して見せると共に一人ひとりの特別なところを高みに押し上げて欲しい
どのチームで働くかが大事
- 仕事経験の大部分が「どの会社で働くか」によって概ね決まるのなら、8項目に対する回答は同じ会社内のすべてのチームのすべてのメンバーで概ね同じになるはず
- 実際には会社間のレンジよりも会社内のレンジの方が常に大きい
- 仕事経験のばらつきは異なる会社間よりも同じ会社内での方が大きい
- 同じ会社内でも、どのチームに属しているかによって大きく異なる
8項目のスコアが低いチームは、メンバーが離職する可能性が非常に高い
- あるチームの8項目のスコアが会社全体の上位50%から下位50%に転落すると、メンバーの離職率は45%上昇
- 従業員がここで働くのはやめようと決める時、その「ここ」とは会社ではなく、チーム
- どの会社で働くかは大事ではない
- 本当はどのチームで働くかが大事
最高の会社をつくる
- どの企業もほぼ例外なくチームの重要性を見過ごしている
- 大半の企業は、社内にいくつチームがあるのか誰がどのチームに所属しているのかはおろか最高のチームがどれなのかさえどの時点でも把握していない
- チームを可視化する機能を持っていない
企業は文化を重視しすぎる
- 企業は文化を重視しすぎるせいで、本来チームの経験に対して責任を持つべきチームリーダーからその責任を取り上げ、漠然とした一般論にばかり目を向けさせる
- 企業文化は均一ではないし、何か特徴的なことがあるとしても、それは測定できない
- このことが本当に重要なことを覆い隠している
- 企業文化について書かれていることの多くはデータに見せかけたフィクションでしかない
社内の最高のチーム
- 偉大な企業をつくろうとするCEOにできるたった1つのこと
- 社内の最高のチームに似たチームをできるだけ多くつくること
- 企業にとっても誰をチームリーダーに選ぶかが最も重要な決定
- リーダーはチームメンバーが8項目にどう答えるか常に把握すべき
マネジメントに関してもっと学びたい方向けにマネジメントを学ぶために読むべき2021年おすすめの本として「厳選10選」もまとめさせて頂いてますので、下記にブログ記事を貼っておきますので、ご覧頂けたら幸いです。
本格的に学ぶ方法
チームが活性化するコミュニケーションのスキルを上げたい、仕事で必要なスキルなのできちんと習得したなどの場合は、オンラインで学習するのがお勧めです。
オンラインで学習できる仕組みとして、お勧めなのが「BizLearn」のマネジメントスキルUPのWEB講座「チームが活性化するコミュニケーション」です。
このWEB講座では、コーチングの手法も取り入れながら、効果的にコミュニケーションスキルを向上させることができます。
標準学習時間は10時間の講座で、部下とのコミュニケーションを円滑にし、部下の能力も伸ばしつつチーム全体が活性化することを目指して、ビジネススキルを上げビジネスにおいて活躍することができます。
BizLearnの公式サイトはこちらから
サイト内の「チームが活性化するコミュニケーション講座」の場所
BizLearnの公式サイト内の コース Bizlearn Biz マネジメントスキル チームが活性化するコミュニケーション
●どのチームで働くかが大事
●社内の最高のチームに似たチームをできるだけ多くつくる
●リーダーはチームメンバーが8項目にどう答えるか常に把握
今回学んだ本
興味のある方は、是非この本を手に取り、じっくりと読んで自分に取り入れて頂けたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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